2026年7月期のTBS金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』は、瀬尾咲子(蒼井優)と園田樹生(中島歩)が、バス事故をきっかけにそれぞれの伴侶が抱えていた秘密を追う物語です。日常の温度を残したコインランドリー、出版社、古書店、喫茶店と、真相へ近づく長野・山梨方面の風景。その対照が、作品の静かな緊張感を支えています。
この記事では、第5話までに登場した主なロケ地・撮影場所を、住所やアクセス、登場場面とともにまとめます。施設公式情報や画面上の特徴から確認できた場所を中心に掲載し、所在地が非公開の場所や確定できない候補は、その旨を明記しました。
『Tシャツが乾くまで』ロケ地一覧
| ロケ地 | 主な登場場面 | エリア |
|---|---|---|
| ランドリープレス六郷水門店 | 咲子と樹生が会うコインランドリー | 東京都大田区 |
| 日本ヴォーグ社 ヴォーグビル | 咲子が勤める出版社 | 東京都中野区 |
| 古書 上々堂 | あずさが働く古書店 | 東京都三鷹市 |
| 信和ビル | 充の「喫茶店ひこうき」外観 | 東京都北区赤羽 |
| 伊那中央病院・伊那合同庁舎 | 事故後の病院・警察署 | 長野県伊那市 |
| 談合坂SA(上り) | 咲子と樹生が立ち寄るサービスエリア | 山梨県上野原市 |
| しながわ水族館 | 咲子が一人で訪れる水族館 | 東京都品川区 |
| 渋谷氷川神社 | 咲子が座り込み、樹生が介抱 | 東京都渋谷区 |
中心ロケ地のコインランドリーは「ランドリープレス六郷水門店」
物語の象徴になっているコインランドリーの撮影場所は、東京都大田区南六郷にある「ランドリープレス六郷水門店」です。京急本線の六郷土手駅周辺、多摩川に近い住宅地にある店舗で、ガラス張りの外観や並んだ大型洗濯乾燥機が劇中の雰囲気と一致します。
事故後、咲子と樹生は互いの配偶者の秘密を共有することになります。しかし二人は親友でも捜査官でもなく、もともとは顔を合わせる程度の関係です。家でも職場でもないコインランドリーは、言いにくいことを話せる「中間地点」。洗濯物が回る時間だけ同じ場所にいて、乾けばそれぞれの日常へ戻るという構造が、二人の距離感をよく表しています。
作品名のTシャツも、この場所では単なる小道具ではありません。洗ってもすぐには乾かない布と、知ってしまった直後には整理できない感情が重なります。聖地巡礼では営業中のお店であることを忘れず、洗濯をする利用者の導線や車の出入りを妨げないようにしましょう。
咲子・あずさ・充の日常を映す定番ロケ地
咲子の出版社|日本ヴォーグ社 ヴォーグビル
咲子が編集者として働く出版社のオフィスは、「日本ヴォーグ社 ヴォーグビル」(東京都中野区弥生町5丁目6-11)で撮影されています。東京メトロ丸ノ内線・中野富士見町駅から徒歩圏内です。第4話で咲子がランチを食べる場面には、館内2階のカフェテリア&レストランColorsが使われました。
仕事中の咲子は冷静に見えますが、日常へ戻ろうとするほど、充が残した空白が浮き彫りになります。明るく整ったオフィスは、事故の記憶や長野の風景とは対照的です。建物は企業施設なので、訪問時は一般利用できる範囲を事前に確認してください。
あずさが働く古書店|古書 上々堂
園田あずさ(夏帆)がパートで働いていた古書店は、東京都三鷹市下連雀4丁目17-5の「古書 上々堂」です。JR三鷹駅南口から徒歩約13分。絵本から専門書まで扱う実在の古書店で、本棚がつくる奥行きと柔らかな光が、あずさのつかみきれない人物像によく合っています。
あずさは事故で亡くなったため、現在の場面に登場する彼女は周囲の記憶や残された手掛かりの中にいます。古書店は「誰かが手放した本が、別の誰かに読まれる場所」。過去の記憶をたどる本作にとって、意味のある舞台だと考えられます。
喫茶店ひこうき|赤羽の信和ビル
瀬尾充(松山ケンイチ)が営む「喫茶店ひこうき」の建物外観は、東京都北区赤羽2丁目24-1の信和ビルです。JR赤羽駅東口から徒歩約8分。1階ではEry’s Cafeが営業しています。ドラマ上の店名と実店舗名は異なるため、訪れる際には間違えないよう注意が必要です。
充が電話で謝罪を伝えた場所であり、咲子にとっては夫との暮らしが残る場所でもあります。「帰ってくる家」ではなく店に連絡したことからも、充が事故後に自分の意思で距離を置いていることが示されました。
第1話のロケ地|バス事故と長野の撮影場所
物語の発端となるバス事故の関係場面は、長野県伊那市を中心に撮影されています。負傷者が搬送された病院は「伊那中央病院」(伊那市小四郎久保1313-1)。警察署として使われた建物は「長野県伊那合同庁舎」(伊那市荒井3497)、説明会場は近隣の「伊那市創造館」(伊那市荒井3520)です。実在施設がまとまる伊那市中心部で、事故後の慌ただしさを組み立てています。
咲子が宿泊するホテルには東京都新宿区の東京ビジネスホテル、事故のニュース映像には埼玉県秩父市の雷電廿六木橋が使われたとみられます。一つの地域だけでなく、長野・東京・埼玉の景観を編集して架空の事故現場周辺を作っている点がポイントです。画面上の場所と物語上の住所が同じとは限りません。
第2話・第3話のロケ地|二人が秘密を追う道程
第2話で咲子と大井田千鶴が訪れる居酒屋は「炭焼き権八 桜新町」(世田谷区桜新町2丁目9-2)。また、園田実樹の会社オフィスには渋谷区のTranceWORKS青山が使われています。会話を通して、充とあずさが毎月第3金曜日に会っていた可能性が現実味を帯びていく回です。
第3話では、咲子と樹生が「スカイレンタカー西武立川店」で車を借り、中央自動車道の「談合坂サービスエリア(上り)」へ向かいます。二人がカレーパンを食べる何気ない時間は、重い目的で始まった旅の中に一瞬だけ生まれた息抜きでした。咲子を送る駅は富士急行線の谷村町駅、樹生の実家は相模原市内の一軒家スタジオです。
咲子がスマートフォンの修理を依頼する店は「iPhone修理アイサポ新宿本店」(新宿区新宿3丁目35-3)。壊れた端末から情報を取り戻す行為は、途切れた夫婦の会話を復元しようとする咲子の姿にも重なります。
第4話のロケ地|水族館、神社、花火の帰り道
第4話で咲子が一人で訪れるのは「しながわ水族館」(品川区勝島3丁目2-1)です。お土産を選ぶ場面は館内のマリンショップ「シーガル」で撮影されました。充が用意した花火のチケットと、あずさが用意した水族館のチケット。どちらも配偶者の好みとは噛み合わず、不倫を連想させながらも、別の意図があるのではないかという疑問を残します。
体調を崩した咲子が座り込み、樹生が介抱する神社は「渋谷氷川神社」(渋谷区東2丁目5-6)。二人が花火の後に歩く道は江東区の「八幡堀遊歩道」です。派手な花火そのものより、終わった後の静かな会話に焦点を当てるロケーション選びが印象的でした。
咲子が長野県南信州市にある家として訪れる古民家は、東京都西多摩郡檜原村で撮影されています。詳細住所は公開されていません。生活圏に近い家屋での無断撮影や場所の特定は、住民や所有者の迷惑になるため避けましょう。
第5話のロケ地|一年後の咲子と樹生
第5話で樹生と直人が訪れる蕎麦店は、埼玉県飯能市大河原70-1の「そば処 櫟庵(くぬぎあん)」。咲子と千鶴が話すバーは「BAR MOMENT本店」(千代田区鍛冶町1丁目4-3)、樹生たちが訪れる教会は「カトリック大磯教会」(神奈川県中郡大磯町東町2丁目7-1)です。
咲子と樹生が脚立を買うホームセンターには「ユニディ狛江店」が使われました。事故からほぼ一年が過ぎ、二人は週に一度コインランドリーで顔を合わせる関係になっています。大きな謎だけでなく、蕎麦店やホームセンターといった生活感のある場所を重ねることで、時間が進んだことを見せています。
ロケ地巡りで気をつけたいこと
- 店舗では一般客やスタッフの顔が写る撮影を避ける
- 飲食店は混雑時間を避け、利用したうえで短時間の撮影にする
- 病院・庁舎・企業施設では見学可能な範囲を守る
- 所在地非公開の住宅や古民家を探し回らない
- 路上駐車、長時間の滞在、大人数での占有をしない
ロケ地はドラマのセットである前に、誰かが働き、暮らし、日常的に利用する場所です。作品と同じ空気を味わうなら、画角を完全再現することより、地域や店舗に配慮して楽しむことを優先したいですね。
キャスト・相関図・あらすじもチェック
登場人物の関係やキャストのプロフィールは、『Tシャツが乾くまで』キャスト・相関図・あらすじで詳しく紹介しています。ロケ地を物語の時系列と一緒に確認したい方は、先に人物関係を整理しておくと、各場所に残された伏線が分かりやすくなります。
最新話はTBS FREE・TVerで期間限定配信、U-NEXT・Netflixでは各話が配信されています。放送・配信状況は変更される場合があるため、TBS公式サイトで最新情報をご確認ください。
まとめ
『Tシャツが乾くまで』の主要ロケ地は、大田区のコインランドリーを中心に、中野、三鷹、赤羽など東京の日常的な街と、伊那市や山梨方面の旅の風景に広がっています。洗濯物が回る小さな店と、真相を追って移動する長い道のり。そのスケールの差が、咲子と樹生の止まった時間と、少しずつ進む心を映しています。今後も新しい撮影場所が判明し次第、追記します。



