※本記事は2026年8月14日時点の放送済み第6話までのネタバレを含みます。第7話以降は公式予告を基にした考察・予想であり、確定情報ではありません。

最終回予想の結論|二宮は家族を守るため一度裏切り、最後にプログラムを公表する

現時点で最も整合する結末は、二宮が津村と奈々美を香坂へ差し出したのは由梨と賢人を守る取引であり、同時に施設内部へ近づいて証拠を得る危険な作戦だった、というものです。二宮は警察官だった過去を取り戻し、ニューロヴァイス社と警察上層部の関与を暴く責任を選ぶでしょう。

ただし元の生活がそのまま戻るハッピーエンドにはならないと予想します。二宮には由梨と賢人という家族がいる一方、伊川として奈々美と過ごした2年間もあります。誰か一人を選べば別の人の現実を否定するため、全員が記憶と関係を抱えて別々に再出発するビターな決着が本作らしいです。

第7話予告で確定していること

記憶を取り戻した二宮は由梨と賢人の家へ帰り、ペルソナ・シフト・プログラムが廃止された、津村は殺人罪で逮捕され、奈々美は娘と安全な場所で暮らし始めたと報告します。しかし実際の津村と奈々美はニューロヴァイス施設で監禁中です。

二宮は由梨に嘘をつき、香坂と接触しています。二人を差し出す代わりに家族へ近づかないよう交渉し、さらに香坂から娘ゆず季に関する協力を求められます。この段階で「裏切り行為」は確定していますが、その奥の目的は未確定です。

予想1|二宮は元々プログラムを捜査していた

犯罪歴のない警察官が記憶を消された理由として最も自然なのは、二宮が極秘計画へ近づき過ぎたことです。死亡事故を偽装され、被験者伊川正樹として森沼ネクスタウンへ収容されたのでしょう。

津村との大学時代からの関係も、二宮が室谷事件と消えた受刑者を追う入口になります。二宮は完全に偶然巻き込まれたのではなく、証拠を隠す、内部へ潜る、ある人物を守るなど、記憶改ざん前から最終手段を準備していた可能性があります。

予想2|裏切りは家族を人質に取られた結果

由梨と賢人は二宮が最も守りたい存在です。香坂またはニューロヴァイスが二人を監視しているなら、津村と奈々美を救う正面対決は家族を危険にさらします。二宮が一時的に仲間を切る選択をした動機は理解できます。

しかし守るための嘘を続ければ、由梨の意思を奪い、プログラムと同じ構造になります。最終回では由梨が真実を知り、保護されるだけでなく自分の判断で二宮へ協力する展開が必要です。

予想3|香坂は最後まで単純な悪役ではない

香坂は当初、人権侵害だとして計画に反発しました。協力へ変わった鍵は娘ゆず季です。娘が無差別殺傷事件で深い心の傷や記憶障害を負い、技術で救えると信じた可能性があります。

香坂が被験者を監禁している責任は重いものの、ニューロヴァイス上層部に従うしかない事情があれば、二宮との取引をきっかけに内部告発へ転じる余地があります。娘を救うことと他人の人格を奪わないことを両立できるかが彼女の結末でしょう。

予想4|ゆず季は技術の最初の成功例または失敗例

ゆず季は8年前の無差別殺傷事件に巻き込まれました。プログラムが同時期に動き出したなら、事件の記憶を消す治療が犯罪者更生技術の出発点だった可能性があります。

もし本人の苦痛を和らげる治療から始まった技術が、受刑者の人格置換へ拡大したのなら、善意が制度化の過程で暴走した物語になります。ゆず季自身が失った記憶を取り戻し、母の選択を拒む場面が転換点になるかもしれません。

予想5|津村と奈々美は施設から脱出する

二人は監禁されたまま終わらず、内部で協力して脱出すると考えます。津村は行動力と捜査経験、奈々美は被験者として施設の処置や監視の癖を知っています。最初は対立した二人が、二宮の真意を判断しながら証拠を外へ持ち出す役になるでしょう。

二宮が意図的に二人を施設へ入れたなら、裏切りは潜入のための配置です。ただし本人たちの同意なしに危険へ送った倫理的問題は残り、最後に謝れば済む話ではありません。信頼の再構築が必要です。

予想6|奈々美の夫殺しは冤罪または正当防衛

香坂が担当した受刑者がプログラムへ送られた事実から、判決そのものが被験者を作るため利用された疑いがあります。奈々美が包丁と夫の実家へ向かった場面は殺意の証拠に見えますが、娘を奪われた恐怖と過去の虐待から身を守った可能性があります。

無実が証明されれば娘との生活再建へ進めます。ただし伊川との結婚生活は消えず、二宮を取り戻そうとするより、作られた記憶の中でも自分が選んだ愛情を受け止めて別れる展開が考えられます。

予想7|森沼ネクスタウンの住民全員が役割を持つ

多田と向井は伊川を監視しており、ご近所の会話は一言一句同じように再現されました。町は普通の住宅地ではなく、被験者へ新しい人生を定着させる実験環境と見られます。

住民が全員職員とは限らず、別の被験者が互いを監視する仕組みかもしれません。最終回で町の管理が止まったとき、住民たちに本来の記憶が戻り、複数の失われた人生が同時に現れる可能性があります。

予想8|ピョートルが最後の証拠になる

死んだはずの文鳥が生きていた謎は、第1話から残る象徴です。個体識別、飼育記録、写真の日付などから、生活環境が交換された時期を特定できるかもしれません。

最終回でピョートルが単なる不気味な小道具ではなく、二宮の記憶に人工的な出来事が挿入された証拠として回収されれば、第1話を見直したくなるという脚本家コメントにも合います。

誰と結ばれるのか|由梨か奈々美か

戸籍と過去の家族関係では由梨が妻です。二宮は由梨と賢人の元へ帰る選択をします。一方、伊川として奈々美を愛した2年間は、記憶が作られていても感情まで無価値ではありません。

恋愛の勝敗として二人を競わせるより、二宮は由梨との家族再建、奈々美は娘との再出発を選び、互いの時間を否定しない結末が妥当です。脚本家が本作を「ラブストーリー」と呼ぶ以上、愛を所有ではなく相手の人生を返す行為として描く可能性があります。

最終回タイトル回収予想

「マイ・フィクション」はニューロヴァイスが与えた偽の人生だけを指すのではありません。人は誰でも主観的な記憶をつなぎ、自分という物語を作っています。記憶を完全に客観視できないなら、重要なのは誰かに書かれた脚本を生きることではなく、自分で次のページを選ぶことです。

最後に二宮、由梨、奈々美、津村、香坂がそれぞれ異なる「答え」を選び、同じ事実を共有しても同じ人生には戻らない。その余白がタイトルの「マイ」に当たると予想します。

バッドエンドの可能性

計画が公表されても記憶を完全には戻せず、二宮が伊川の記憶を失う、または逆に二宮の記憶を失う可能性があります。技術を破壊するため本人が再処置を受ける自己犠牲も考えられます。

ただし脚本家は感情こそ信じるものだと公式コメントで語っています。記憶が欠けても由梨や賢人を再び大切に思う、奈々美が娘へ向かうという希望を残す結末の可能性が高いでしょう。

公式情報・関連記事

ABCテレビ『マイ・フィクション』公式サイトENTAME LABのドラマ記事一覧もあわせてご覧ください。

まとめ

最終回は8話です。現時点では、二宮の裏切りを潜入作戦だけで免罪せず、由梨、奈々美、津村が自分の意思を取り戻す結末を期待します。放送後は予想と実際の結末を照合し、最終回ネタバレ解説へ更新します。

二宮の嘘はどこまで許されるのか

家族を守るためでも、津村と奈々美を本人の同意なく差し出せば裏切りです。最終回で実は救出計画だったと判明しても、危険を説明せず他人を駒にした事実は残ります。本作が人の意思を奪うプログラムを批判するなら、主人公にも同じ基準が必要です。

二宮が謝罪し、二人が怒りを表明し、それでも共通の敵を止めるため協力を選ぶ過程が描かれれば、都合のよい逆転ではなく信頼の再構築になります。主人公だから正しいのではなく、誤った選択へ責任を取れるかが結末の評価を左右します。

プログラム廃止だけでは終われない理由

制度を廃止しても、被験者の失われた戸籍、刑罰、家族関係、仕事、記憶は自動的に戻りません。元の人格を復元する処置に危険があるなら、本人がどちらの記憶を残すか選ぶ権利も必要です。

警察と企業の関与を公表し、責任者を裁き、被験者へ補償しなければ同じ技術は名称を変えて続きます。最終回が施設の破壊だけでなく記録の公開へ進むと、サスペンスの解決と人権問題の決着がつながります。

由梨が最後に選ぶもの

由梨は二宮の帰還を待ち望みましたが、戻ってきた夫は2年間の別の結婚生活と裏切りを抱えています。「以前の夫が帰った」と単純には受け止められません。由梨自身が真実を知り、夫を再び信じるか、距離を置くかを選ぶ場面が必要です。

賢人にどこまで説明するかも大きな問題です。子どもを守る名目で嘘を続ければ、家族は再び作られた物語になります。痛みがあっても年齢に応じて事実を共有し、新しい家族関係を作る結末がタイトル回収に合います。

最終回後に確認したい答え合わせ

二宮が記憶を取り戻した瞬間、香坂との取引を始めた時点、津村と奈々美を施設へ送った真意、ゆず季と技術の関係、藤谷の立場、ピョートルの謎、森沼ネクスタウンの運営者が明示されたかを確認します。

すべての設定説明だけでなく、主要人物がその後どの名前で生きるかも重要です。伊川正樹という名を捨てても2年間を否定しないのか、奈々美が真弓としての記憶をどう扱うかが、物語の感情的な答えになります。