2023年に社会現象を巻き起こした日曜劇場『VIVANT』が、2026年に第2シーズンとして帰ってきました。続編は前作最終話のラストシーンから直結し、別班・公安・テント、そして世界規模の新組織が絡む物語へ発展しています。

主演の堺雅人さんをはじめ、阿部寛さん、二階堂ふみさん、二宮和也さん、松坂桃李さんらが続投。この記事では、2026年版『VIVANT』のキャストと役柄、人物関係、プロフィール、代表作、あらすじ、放送・配信情報をまとめます。2026年8月12日時点では第13話まで放送されているため、後半には一部ネタバレを含みます。

2026年版『VIVANT』の基本情報

作品名日曜劇場『VIVANT』第2シーズン
放送局TBS系
放送時間毎週日曜 午後9時
主演堺雅人
原作・演出・プロデュース福澤克雄
脚本宮本勇人、李正美、山本奈奈、土井笑生
ジャンル国際諜報・サスペンス・ヒューマンドラマ
配信TVer、TBS FREE、U-NEXTほか

前作は全10話の総視聴人数が6000万人を超え、東京ドラマアウォード2024連続ドラマ部門グランプリなどを受賞しました。第2シーズンは前作の「続き」ではありますが、前作に置かれた違和感や伏線を新たな角度から回収する一続きの物語です。

2026年版『VIVANT』のあらすじ

丸菱商事の社員でありながら、自衛隊の非公認諜報部隊「別班」の一員でもある乃木憂助。2023年版の終盤で、乃木はテントのリーダーで実父のノゴーン・ベキと対峙しました。そしてラスト、別班の緊急招集を知らせる赤い饅頭が置かれているのを目にします。

第2シーズンは、その赤い饅頭を発見した直後から始まります。乃木たち別班は、国境を越えて進む新たな脅威へ動き出しますが、作戦の裏では味方と信じていた人物たちの思惑が交錯。公安の野崎守も独自に動き、テントのノコル、別班員の黒須駿、医師の柚木薫ら、前作から続く人物の関係が再び組み替えられていきます。

第14話では、囚われた5人の別班員を追う乃木がタイへ渡り、新庄浩太郎を追及。ところが、別班を捕らえた真犯人として野崎の名前が浮上します。敵か味方かを簡単に判断できない『VIVANT』らしい局面で、野崎の暗躍の全貌が焦点になります。

相関図|別班・公安・テントを中心に整理

勢力主な人物乃木との関係
別班乃木憂助、黒須駿、櫻井里美、長野利彦ほか日本を非公式に守る仲間。ただし互いの任務は秘匿される
公安野崎守、新庄浩太郎、佐野雄太郎ほか協力者にも追跡者にもなる。別班とは目的が重なっても立場が違う
テントノコル、ノゴーン・ベキ、アリほか乃木の血縁と過去に直結する組織
医療・民間柚木薫、ジャミーン、ドラムほか乃木が守ろうとする日常と人間的なつながり
丸菱商事長野利彦、太田梨歩、宇佐美哲也ほか乃木の表向きの職場。諜報活動とも接点を持つ

公式の人物チャートは、TBS公式サイトで確認できます。第2シーズンでは長野専務が新たな別班員として乃木の前に現れるなど、前作での肩書と現在の立場が変化している人物もいます。

主要キャスト・役柄・プロフィール

乃木憂助役|堺雅人

乃木憂助は、丸菱商事の社員と別班の諜報員という二つの顔を持つ主人公です。穏やかで頼りなく見える表の顔、冷静な判断力を発揮する別班員としての顔、そして内面に現れるもう一人の人格“F”を使い分けます。

堺雅人さんは1973年10月14日生まれ、宮崎県出身。代表作はドラマ『半沢直樹』『リーガル・ハイ』『真田丸』、映画『南極料理人』など。柔和な笑顔のまま緊張を高める演技が、乃木の二面性とよく合っています。

野崎守役|阿部寛

野崎守は警視庁公安部の捜査官。大胆な行動力と観察眼を持ち、乃木の正体を疑いながらも何度も窮地を救ってきました。第2シーズン後半では、別班を捕らえた真犯人として名前が挙がり、その行動の真意が大きな焦点になります。

阿部寛さんは1964年6月22日生まれ、神奈川県出身。代表作は『TRICK』『ドラゴン桜』『下町ロケット』『テルマエ・ロマエ』など。強い存在感の中にユーモアと情の深さをにじませ、単純な敵味方に分けられない野崎を演じています。

ノコル役|二宮和也

ノコルはテントの中核を担い、ノゴーン・ベキを父と慕う人物です。血のつながった息子である乃木に複雑な感情を抱きながら、組織と家族の未来を背負います。前作で生まれた乃木との兄弟関係が、第2シーズンでどう変わるかも見どころです。

二宮和也さんは1983年6月17日生まれ、東京都出身。代表作は『フリーター、家を買う。』『ブラックペアン』、映画『硫黄島からの手紙』『ラーゲリより愛を込めて』など。感情を大きく表に出さず、目線や間で葛藤を伝えます。

黒須駿役|松坂桃李

黒須駿は乃木と行動する別班員です。優秀な工作員であり、乃木への信頼と任務への忠誠を持つ一方、組織の判断によって過酷な立場に置かれます。第2シーズンでは囚われた別班員の一人として、その安否と救出作戦が物語を動かします。

松坂桃李さんは1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。代表作は『侍戦隊シンケンジャー』『御上先生』、映画『新聞記者』『孤狼の血 LEVEL2』など。誠実さと危うさを同時に見せる演技が黒須の緊張を支えます。

柚木薫役|二階堂ふみ

柚木薫は国際医療に携わる医師。バルカで乃木や野崎と行動し、ジャミーンを守るために奔走しました。諜報組織に所属しない立場から乃木の人間性に触れ、戦いの外にある日常や愛情を象徴する人物です。

二階堂ふみさんは1994年9月21日生まれ、沖縄県出身。代表作は連続テレビ小説『エール』、ドラマ『Eye Love You』、映画『ヒミズ』『翔んで埼玉』など。芯の強さと繊細さを併せ持つ薫を演じています。

注目キャストと登場人物

  • 新庄浩太郎/竜星涼:公安捜査官。ベキ脱獄との関係を疑われます。
  • 長野利彦/小日向文世:丸菱商事専務。第2シーズンで別班員として乃木に協力します。
  • 東条翔太/濱田岳:高度な技術を持ち、情報面から作戦を支援します。
  • 櫻井里美/キムラ緑子:別班の司令として乃木たちを統括します。
  • 佐野雄太郎/坂東彌十郎:公安の上層部に位置する人物です。
  • チンギス/Barslkhagva Batbold:バルカ警察の有能な警察官。
  • ドラム/富栄ドラム:野崎の協力者。音声アプリを介したやり取りも人気です。
  • 太田梨歩/花岡すみれ:高いハッキング能力を持つ元丸菱商事社員。

2023年版から続投する人物と第2シーズンの変化

続編の魅力は、豪華キャストが戻ることだけではありません。前作では別々の陣営にいた人物が協力し、味方と思われた人物が疑われるなど、関係性が更新されています。特に乃木と野崎は、互いの能力を認めながら所属組織の論理では対立し得る関係です。

乃木とノコルの関係も、別班とテントという敵対構造だけでは語れません。二人はベキを通して家族になりながら、育った環境も守る対象も異なります。第2シーズンでは、組織の正義と家族への思いのどちらを選ぶかが、より厳しく問われています。

原作はある?脚本・制作スタッフ

『VIVANT』に既存小説や漫画の原作はありません。福澤克雄さんが原作・演出・プロデュースを担当する完全オリジナル作品です。脚本には宮本勇人さん、李正美さん、山本奈奈さん、土井笑生さんが参加。前作の小さな違和感が第2シーズンの鍵になるよう、二つのシーズンをまたいだ構成が組まれています。

2023年版を見直してから第2シーズンを見ると、赤い饅頭、乃木の過去、別班員の動き、公安内部の情報など、初見とは違う意味に気づきやすくなります。

見逃し配信と公式SNS

最新話はTVerとTBS FREEで期間限定配信され、U-NEXTでは作品をまとめて視聴できます。配信期間や対象話は変更される可能性があるため、『VIVANT』公式サイトで最新情報をご確認ください。

公式SNSでは予告映像、オフショット、撮影の裏側、出演情報などが更新されています。物語の性質上、放送後の投稿には大きなネタバレが含まれる場合があるため、未視聴の方は最新話を見てから確認するのがおすすめです。

第11話から第13話までの展開を整理

第2シーズンは独立した新事件からではなく、第1シーズン最後の赤い饅頭が示した緊急招集から始まります。乃木には薫やジャミーンと過ごす日常へ戻る時間がほとんどなく、再び別班員としての任務が優先されます。ここに「国を守る人間は、自分の生活を守れるのか」という続編の問いがあります。

第11話では、前作で決着したように見えたテント事件の裏側から、新たな脅威が浮上します。別班員が同時に狙われることで、敵が日本側の人員や連絡経路を詳しく把握している可能性が生まれました。前作ではテントを外側から追った乃木が、今度は別班そのものを狙う攻撃へ向き合います。

第12話では、別班内部、公安、かつてのテント関係者の情報が複雑に交差します。乃木は敵の正体を追う一方で、仲間の中に情報を流した人物がいる可能性も考えなければなりません。「味方を疑わなければ国を守れない」という状況は、第1シーズン以上に乃木を孤立させます。

第13話までに、5人の別班員が囚われ、野崎が彼らを売ったのではないかという衝撃的な疑いが浮上します。また、ノゴーン・ベキを脱獄させた人物として新庄が疑われ、乃木は彼を追ってタイへ。複数の裏切りが同時に提示されますが、表面に見える行動と本当の目的が一致しないのが『VIVANT』です。

第1シーズンから変わった人物関係

第1シーズンの乃木と野崎は、互いを疑いながら危機を乗り越え、能力を認める関係になりました。その野崎が別班員を売ったとされることで、続編は視聴者が積み上げた信頼そのものを揺さぶります。野崎が本当に敵対したのか、より大きな組織へ潜入するための偽装なのかが焦点です。

乃木と黒須は前作の潜入作戦を経て、強い信頼で結ばれました。しかし今回は黒須を含む仲間が囚われ、乃木は救出する側に置かれます。任務のため仲間を欺いた前作とは反対に、仲間を信じて行動できるかが試されます。

乃木とノコルは血縁と養育という異なる形でベキの息子になった二人です。第1シーズンでは互いへの警戒が強かったものの、ベキの理念とテントのその後を背負う立場では協力の余地があります。ベキの生存や脱獄が事実なら、父を守りたいノコルと、国家を守る乃木の選択は再び衝突するでしょう。

長野専務が別班員だった意味

丸菱商事の長野利彦専務は、第1シーズンでも経歴の空白や言動から正体を考察された人物です。第2シーズンで新たな別班員として乃木へ協力したことで、丸菱商事は乃木の偽装勤務先というだけでなく、別班の活動を支える重要拠点だった可能性が高まりました。

乃木が商社マンとして海外へ出張し、大規模な送金や資源事業に関われる立場は、諜報員にとって合理的です。長野が上司として乃木の活動を支えていたなら、前作の誤送金調査にも、表に出ていない別班側の監視があったのかもしれません。

第2シーズンで注目したい3つのテーマ

国への忠誠と仲間への信頼

別班員は命令と任務の全体像を知らされないまま動くことがあります。情報漏洩が疑われる状況では、仲間を信じること自体が危険です。それでも救出のためには互いを信じなければならず、組織への忠誠と個人的な信頼のどちらを優先するかが問われます。

父ベキが残したもの

ベキはテロを請け負いながら、その資金で孤児や地域を救いました。乃木は方法を否定しても、父が守ろうとした人々まで否定できません。脱獄の真相が物語へ入ることで、ベキの理念を誰がどの形で継ぐのかが改めて焦点になります。

敵と味方を決めるのは所属か行動か

公安の野崎が別班を裏切ったように見え、公安の新庄がベキ脱獄の主犯に見える一方、どちらにも反証が示されます。所属組織だけで味方を判断できず、その人物が最終的に何を守ろうとしているかを見なければなりません。タイトルが掲げる「敵か味方か」が、続編では組織全体へ広がっています。

第14話以降の注目ポイント

  • 野崎が5人の別班員を敵へ渡した本当の目的
  • 別班員を捕らえた新組織の名称と最終目標
  • 新庄がベキ脱獄に関与していないなら、真の実行者は誰か
  • 長野専務が乃木へ明かしていない任務
  • ノコルとテント残存メンバーの現在
  • 薫とジャミーンが新事件へどう関わるか
  • 乃木とFの意見が再び分かれるのか

公式あらすじで野崎の暗躍が明かされると予告されているため、第14話は「裏切りの理由」を説明する重要回になりそうです。ただし野崎の説明だけで新組織の全貌まで判明するとは限らず、乃木が野崎を信じるかどうかが次の作戦を左右すると考えられます。

第1シーズンを見直すなら注目したい場面

続編を見る前に、長野専務の経歴が語られる場面、野崎と新庄の情報共有、乃木が赤い饅頭を確認する最終場面、ベキの遺体が明確に確認されない結末を見直すのがおすすめです。続編で明かされた立場を知ってから見ると、会話の間や視線が別の意味に見えてきます。

第1シーズンの全10話と結末は、『VIVANT』第1シーズンのキャスト・相関図・あらすじで詳しく整理しています。

まとめ

2026年版『VIVANT』は、2023年版最終話の赤い饅頭から直結する第2シーズンです。堺雅人さん演じる乃木を中心に、阿部寛さんの野崎、二宮和也さんのノコル、松坂桃李さんの黒須、二階堂ふみさんの薫が再集結。別班・公安・テントの関係に新たな組織が加わり、誰が敵で誰が味方なのかが再び揺らいでいます。

第14話では野崎の暗躍が明かされる見込みです。キャストや人物関係は放送に合わせて更新します。