デザインの中で、ちょっとした区切りや飾りに使える点線・破線。
でも、border-style: dotted;
や dashed;
を使うだけだと、
「点の大きさや間隔を調整したい!」ってときに限界があるんですよね。
今回は、CSSの背景画像(background-image
)を使って、自由自在に調整可能な点線・破線をつくる方法をご紹介します!
もくじ
border-style
ではできないこと
border: 2px dotted #000;
これだけだと、点のサイズや間隔を細かく調整できません。
ブラウザ依存もあって、キレイに表示されないことも…。
background-image
で点線風の下線を作る!
点線や破線をもっと自由にコントロールしたいときは、border-style: dotted
に頼らず、背景画像(background-image
)を使って擬似的に下線を作るのがオススメです。
今回は linear-gradient
を使って、横方向の小さな線と透明部分を交互に描画し、点線のような表現を実現します。
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自由に間隔を調整できる点線・破線をつける by webmoyou (@yydliugt-the-animator)
on CodePen.
この方法なら、線の長さ・太さ・間隔を細かく調整できるので、デザインのトーンに合わせて微調整しやすいのが魅力です。
応用:縦方向の点線にしたいとき
横方向と同じく、背景画像を活用して縦方向の点線や破線風の装飾もつくれます。
その際は、グラデーションの方向を to top
に、そして repeat-y
に変更するのがポイントです。
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自由に間隔を調整できる点線・破線を縦方向につける by webmoyou (@yydliugt-the-animator)
on CodePen.
縦方向の点線をつくるときは、以下の3つがポイントです。
linear-gradient(to top, ...)
を使って上方向の線を描くbackground-size
で横幅を狭く・高さで間隔調整repeat-y
で縦に繰り返す
これで、任意の長さ・太さ・間隔で縦線風装飾が自在に調整可能になります✨
レイアウトの仕切りや枠の飾りなど、使い方はアイディア次第!
要素を点線・破線で囲む
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自由に間隔を調整できる点線・破線で要素を囲む by webmoyou (@yydliugt-the-animator)
on CodePen.
まとめ
CSSで点線・破線をもっと自由にデザインしたいなら、border
じゃなくて background-image
の出番!radial-gradient
や linear-gradient
を使えば、サイズも間隔も思い通り。ちょっとした装飾に差がつきますよ✨
見出し下の点線、区切り線などに、ぜひ取り入れてみてください!