『VIVANT』のチョッキーに、別の日本語声優が付いているという公式発表はありません。チョッキー・テーパーニットを演じているのは、タイの俳優・ミュージシャンのOHM(オーム)ことTanapak Jongjaiphar(タナパック・ジョンジャイパー)さんです。

検索で「チョッキー 声優」が急増した理由は、第18話の出演者欄に林原めぐみさん、高山みなみさんの「声の出演」が並び、海外出身のチョッキーにも吹き替え担当がいるように見えたためだと考えられます。しかしTBS公式の人物ページでは、AIハヤト=高山みなみさん(声の出演)、チョッキー=Tanapak Jongjaipharさんと別々に記載されています。この記事では、ここを確定情報から整理し、第18話でチョッキーがなぜ「最強チーム」に必要だったのかまで考察します。

結論|チョッキーは声優ではなくOHM本人が演じている

役名チョッキー・テーパーニット
出演者Tanapak Jongjaiphar(OHM/オーム)
活動タイの俳優・ミュージシャン
日本語声優別人の担当は公式発表なし
公式Instagram@yelloww.sk
劇中の立場タイの実業家。新庄と行動し、乃木・ノコルの救出作戦に参加

「声優は高山みなみさん」という情報も誤りです。高山さんが声を担当するのは、乃木たちの情報分析を助けるAIハヤト。チョッキーは画面に登場する俳優本人の芝居と声で成立する実写キャラクターです。第18話の番組表でも、林原さんと高山さんには「声の出演」の注記があり、Tanapakさんには付いていません。

「チョッキーの声」を確認する3つの公式根拠

  1. TBSの登場人物欄:チョッキーの役名の横にはTanapak Jongjaipharさんの名があり、別の吹替担当者は記載されていません。
  2. 第18話の出演者欄:高山みなみさんらには「声の出演」という注記がありますが、Tanapakさんは通常の出演者として掲載されています。
  3. AIハヤトとの役の分離:人物ページでは高山さんがAIハヤト、Tanapakさんがチョッキーと明確に分かれています。

エンドロールで声優名が並ぶため混同しやすいのですが、役名まで照らし合わせれば結論は明確です。今後、日本語の長いせりふだけ部分的に吹き替える演出が採用される可能性はゼロではないものの、9月14日現在、そのような公式発表は確認できません。

チョッキー役OHMは何者?確認できたプロフィール

OHMさんはタイで活動する俳優・ミュージシャンです。制作側の紹介では2016年に俳優デビューし、2022年のタイドラマ『I Will Knock You』で主人公の友人をコミカルに演じて評価された人物。『VIVANT』は日本のドラマ初出演と案内されています。日本向けのカタカナ表記には揺れがありますが、TBS公式の英字表記はTanapak Jongjaipharです。

第12話で登場した時のチョッキーは、明るい色の服、軽やかな身振り、少し距離の近い話し方が印象的でした。ところがInstagramの本人写真では、端正なスーツ姿やタトゥーを見せたクールな姿も確認できます。この落差が、無邪気そうに見えるのに巨大な資金と人脈を動かせるチョッキーの二面性に合っています。

海外キャラクターを日本語の流暢さだけで評価せず、表情、身振り、沈黙まで含めて見るのもポイントです。チョッキーは乃木のように感情を隠す人物ではなく、驚きや好意を大きく表へ出します。そのため軽く見えますが、危険な人物を匿い、複数国をまたぐ移動を成立させた行動は非常に計画的です。明るさと無計画さを同じにしないことが、この人物を読む第一歩になります。

また「OHM」は活動名で、TBSの正式な出演者表記はTanapak Jongjaipharです。検索ではオーム、OHM、タナパックなど複数の表記が出ますが、別人ではありません。プロフィールを探す時は、本人が案内しているInstagramのユーザー名@yelloww.skと公式の英字名を合わせて確認すると、同名アカウントや非公式ファンページとの混同を避けられます。

チョッキー役OHM公式Instagramを見る

チョッキーの正体を第12〜18話で時系列整理

第12話|敵か味方か分からない新人物として登場

第12話では、別班5人の拉致をめぐり、ベキの脱獄を手引きした元公安・新庄が疑われます。乃木はバルカからキプロスへ動き、新たな人物と対面。公式あらすじはその相手を「敵なのか、味方なのか」と伏せました。この段階のチョッキーは、派手な外見で視聴者の注意を引きながら、能力と目的を隠す役目です。

第13話|新庄をタイへ逃がした「大富豪」の線

TBS公式は、第13話で新庄が「ある大富豪の伝手」によってタイへ逃亡したと説明しています。放送内容からチョッキーと新庄の接点は強まりましたが、ここで大切なのは、金持ちだから黒幕と決めないことです。『VIVANT』では逃走の手助けが、裏切りではなく潜入作戦の一部だった例もあります。チョッキーが資金を出した事実と、誰の命令で動いたかは分けて考える必要があります。

第18話|乃木・ノコル・テントと同じ救出チームへ

9月13日放送の第18話で、櫻井司令は乃木へ別班奪還の断念を命じます。しかし長野専務の言葉で立ち上がった乃木はノコルに協力を求め、ノコルはテントの全勢力を使うと返答。公式あらすじは、そこへチョッキーを加えたチームが救出作戦へ向かうと明記しました。つまり第18話時点で、チョッキーは少なくとも救出の目的を共有する実働メンバーです。

なぜチョッキーが「最強チーム」に必要なのか

  • タイを中心とする資金と移動経路:日本の別班やバルカのテントが直接動くと監視される地域で、民間の顔を使える。
  • 新庄との信頼関係:公安を離れた新庄の逃亡を支えた関係なら、彼が持つ潜入情報を現場へ変換できる。
  • 組織に属さない見え方:別班・公安・テントの名簿にいないため、敵が監視対象から外す可能性がある。
  • 人を緊張させない性格:陽気さは単なる笑いではなく、疑い合う多国籍チームの空気をほどく能力になる。

私が特に面白いと感じたのは、チョッキーが乃木やノコルのような「使命を背負った人物」ではない点です。国家、家族、組織への忠誠で動く人物ばかりの中に、個人的な友情と信頼で参加する人が入る。これにより救出作戦は、国家同士の盤面から「この人を助けたい」という小さな動機へ戻ります。

第18話の救出チームを役割で見る

人物・組織持っているもの足りないもの
乃木憂助別班の訓練、判断力、仲間への責任司令部の正式な支援
ノコル/テント武装人員、国外の拠点、乃木との血縁日本側の正規情報
新庄浩太郎公安の捜査知識、敵側へ近づいた経験表立って動ける身分
チョッキータイの資金、人脈、民間人としての表の顔目的と忠誠の全容が不明

この並びを見ると、チョッキーは戦闘力を足すキャラクターというより、組織同士の隙間を埋める存在です。乃木は命令違反のため政府の資源を自由に使えず、ノコルが率いるテントは国外で強くても日本の情報網には限界があります。新庄も追われる立場です。そこで、公式機関に属さず移動・資金・交渉を用意できるチョッキーが必要になります。

第1シーズンでは、ドラムが言葉を発さずスマートフォンの音声で意思を伝えながら、最も頼れる同行者になりました。第2シーズンのチョッキーも、第一印象と能力の差で視聴者を驚かせる役割を引き継いでいます。ただしドラムが野崎への忠誠を早い段階で示したのに対し、チョッキーの中心には新庄との個人的な関係があるように見える。この差が後半の不確定要素です。

チョッキーと新庄の関係を考察

根拠のある考察は、チョッキーが新庄の単なる逃亡スポンサーではなく、彼の潜入を成立させる外部協力者だったという見方です。新庄は公安で培った情報収集力を持ちますが、海外で会社、住居、車両、人員を整えるには現地の信用が必要です。チョッキーの実業家という表の身分は、その穴を埋めます。

反対の見方もあります。第18話で同じ目的へ動いたからといって、チョッキーがテントへ忠誠を誓ったとは限りません。新庄個人への友情、救出対象への同情、シンシー側に対する利害など、協力の理由は複数考えられます。陽気な態度の裏に独自の条件があり、後半戦で乃木と衝突する可能性も残っています。

「声」の演出が検索を生んだ理由

チョッキーの日本語は、完璧な標準語に置き換えられていません。言葉の間、音の上がり下がり、感情が先に出るテンポを残したことで、字幕や吹き替え作品とは違う本人の存在感が生まれました。聞き慣れない声を「有名声優が当てているのでは」と考えた視聴者がいたのは自然です。

一方、AIハヤトには高山みなみさん、作中の別の音声には林原めぐみさんという、すぐに分かる声優を置いています。人間のチョッキーは訛りを含む生身の声、AIは完成された日本語の声。この対比は「正しく話す存在が人間とは限らない」という作品らしい違和感を作ります。これは制作側が説明した確定事項ではなく、クレジットと演出からの考察です。

後半戦で確認したい4つのポイント

  • 新庄を助けた時期:ベキ脱獄の前から計画を知っていたのか、逃亡後に依頼を受けたのか。
  • 資金の出所:チョッキー個人の事業資金か、別の支援者や国家が背後にいるのか。
  • ノコルとの初対面:第18話の協力以前からテントと取引があったのか。
  • 救出後の要求:無償の友情なのか、情報や事業上の見返りを求めるのか。

特に注目したいのは、チョッキーが誰の命令で動くかではなく、最後に誰のために危険を引き受けるかです。『VIVANT』は所属と本心をずらして人物を描きます。新庄が表面上は裏切り者でも別の任務を背負っていたように、チョッキーも派手な大富豪という表の顔の下に、失いたくない相手や過去を隠している可能性があります。

確定情報・考察・未確定

確定チョッキー役はTanapak Jongjaiphar。第18話で乃木・ノコル・テントと救出作戦へ参加する。
根拠のある考察実業家の資金・現地人脈と、新庄の情報をつなぐ外部協力者。
反対の見方テントの正式メンバーではなく、新庄個人との関係で一時的に協力しているだけかもしれない。
未確定新庄と知り合った時期、テントとの正式な関係、後半戦での最終目的。

『VIVANT』第2シーズンはどこで見れる?

地上波放送後はTVer・TBS FREEで期間限定配信、全話を続けて確認する場合はU-NEXTが有料配信の中心です。配信範囲や無料期間は変更されるため、登録画面で最新条件を確認してください。

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まとめ

チョッキーの「声優」は別に発表されておらず、OHMことTanapak Jongjaipharさんが本人の声で演じています。高山みなみさんはAIハヤト役です。第18話でチョッキーは乃木・ノコル・テントの救出チームへ加わり、資金と海外人脈、新庄との信頼を持つ人物として作戦の穴を埋めました。今後は、助ける理由が友情なのか、テントとの契約なのかを分けて見ると、明るい表情の裏にある本当の立場が見えてきます。

参照:TBS公式・登場人物TBS公式・第18話あらすじTBS公式番組情報(2026年9月14日確認)