未経験だったけどWebデザイナーになろうと思った。

  2019年10月2日

未経験でもWebデザイナーになりたい方って今多いですよね。
検索のサジェストにもそれは表れているし、
広告でも「最短○週間でWebデザイナーに!」みたいなものも見かけたりします。
(それが本当なのかはおいといて…)

そんなわけでどうしたらなれるのか、どんなことをすればいいのか、
私なりに書いてみようと思います。

未経験だったけどWebデザイナーになろうと思った。

結論から言うと、未経験でもWebデザイナーになれます。
私は今でこそWeb業界で働いていますがもともとは全く違う営業職から転職しました。
そして早いものでいつの間にか転職して5年の月日が経ちました。

小さいころから家にPCがある環境だったので、
小学生のころはホームページをつくるのが流行っていました。
ジオシティーズとか懐かしすぎて泣けてくる。
コピペでなんとかホームページを作ってました。隠しページとかやばい。
あとはブラインドタッチが得意だったかな。
持ち合わせていたのはそれくらいのスキル(とは言えないかもしれない)でした。

きっかけは

きっかけは、実家の会社のホームページを作るのを頼まれたことからでした。
それまでホームページ・サーバー全般を担当していた人が消えたこと。
そして精力的にサイト(ブログ)を更新していた父が亡くなったこと。
この二つがきっかけになって、私がやってやろう!と立ち上がったのでした。

手動かず、頭だけは良く動く

ホームページ担当者が消えたとき、ホームページもすべて消し去って消えました。
なので1からつくらなきゃいけなかった。

「こういうホームページつくりたい」
「ここにこれを配置して、デザインは~~~」
頭だけはよく働きます(笑)
ただし技術も経験もないので手は働いてくれないし
デザインもださすぎ。

このままではダメだと思い、
まずはWebの技術を教えてくれる学校に通ってみることに。

いざ学校へ

馬鹿高い学費のローンを組み、いざ学校へ。
ここに書くことは全て私の主観であり、みなさんがそうなるとは限らないので
「あ~こういう人もいるんだ」くらいで流してください。(笑)

私は、学校に行ったことがためになったかと聞かれれば
ならなかったと答えると思います。

私が通った学校だけなのかもしれないですが
とにかく内容が古かったです。
デザインセンスもコーディング内容もPhotoshop、Illustratorも。
昔からある教科書を使いまわしていて新しい技術はあまり取り入れていないようでした。
そのときは何が新しいかも分からなかったので、
後に知ることなんですけど。

行ってよかったな、と思うことがあるとすれば
集中する場を設けてくれている場所の確保と
履歴書に学校に行ってたんだよ~とアピールできたことくらいかなと思います。

だから私はお金を払って学校へ通ってWebデザイナーになることはおすすめしません。
学校へ行って活躍されている方もたくさんいらっしゃると思うので
完全主観です。お許しください。

オンラインで無料で勉強する方法もあるのでこちらはオススメしておきます。

Progateはオンラインでプログラミングを学べるサービスです。プログラミングを学んでWEBアプリケーションを作ろう。

勉強するために必要なもの

学校のローン、いまだに払ってます……
勉強するために必要なのは学費、じゃなくてパソコン、です。

そしてそれ以外に必要なのは

  • テキストエディタ(オススメは恋に落ちると噂のSublime Text
  • Photoshop(できればIllustratorもあるとなお良し)
  • ネット環境(これ大事です。調べ物はGoogle先生頼みです)

この3つです。

さて自分でやってやろうじゃない!

ここでやっと学校に頼らず自分でやろうと決意。
よく言われることですが、「真似」から入るのって結構勉強になります。

まずホームページのデザインをつくってみる

ここのサイトのデザインいいなあと思ったら、
Photoshopでデザイン案をつくってみます。
最初は使い方もままならないので、ものすっごく時間はかかるし
むしろ真似することも難しい。

でも、もうこれは回数を重ねてとにかくやり続けることが大事。
これはWebデザインだけではなくhtml・cssの勉強でもそうだし
全てに言えることですが。

まねっこデザインをつくるときに

  • 配色
  • フォント
  • 配置・余白

は、最低でも注意して見ておくと良しです。

HTML・CSSのコーディングもできて当たり前

Webデザイナーといっても、デザインだけやるデザイナーって
少ないと思います。
Webデザイン+コーディングもできて当たり前なところもあるので
HTML・CSSの勉強もしましょう!

これも、真似から入っちゃいましょう。
いろんなサイトのソースを見るのも勉強になります。
やっていくうちに自然とデザインのルールが見えてくるようになります。

javascriptも書けたほうが良いとも聞きますが、
私は書けませんでした。
調べてコピペ、もしくはちょこっと調整。
やっているうちにすこーーーしだけわかるようになりました。
その程度でも今のところはやっていけてます。

できれば、wordpress(PHP)も使えるとさらに良いです。

あとブラインドタッチは出来たほうが良いです!!
スピードアップになるし、出来る風に見えます。(笑)

転職活動へ

上でえらそうに勉強方法を語っていますが
私が独学でちゃんとマスターしたかと言われれば「NO」です。

会社に入ってからわかりましたが、実践に勝るものはありません。

とにかくたとえば自分のポートフォリオサイトをつくったり、
ブログをつくったり、実践が大切です。

あと、運も大切です。
未経験で雇ってくれる会社はそう多くありません。
何社も書類選考で落ちました。

もちろん転職活動をする時点でスキルが十分にあれば
未経験でも大丈夫です。

今私がWebデザイナーとしてやって来れているのは、
会社の条件とたまたまマッチしたからですが、
転職するためにポートフォリオをつくったり、へたくそなりにも
サイトを作ったことは全然無駄じゃないと今でも言えます。

結局実務に入ると、自分がどれだけ出来ないのか痛感しますが
実務以上に成長できる方法はありません。
転職がゴールではなくスタートで、成長できるチャンスがたくさんあります。

毎日の業務に追われて気づけないこともあるけど
1年目につくったデザイン
2年目につくったソースコード。
3年目につくった…と思い返してみると未熟で恥ずかしくなります。
でも作り直したくなる=成長している証拠でしょう。

とにかく大事なのは、やる気と継続。
そして実践。

勉強中でも、ブログやホームページをつくって運営してみましょう!
ブログでは勉強したことを書くとGOOD
書くことによって復習となり効果的です。

サーバーを1つ契約して、サイトを運営するのもおすすめです。
私のオススメはエックスサーバー。
安くやりたいならロリポップとかさくらサーバーも何百円かで契約できちゃいます。


最後にまとめ

私がWebデザイナーになった経緯と方法を書いてきましたが
なんだか結局よくわからないですね。笑

とにかく「やってやるんだ!」という意志と目標と続けることが結局
一番の方法かもしれません。

そして前述した実家の会社のサイトは何度もの改良を重ね、
無事できあがりました。めでたし。

私の場合、きっかけはありましたが
ただのきっかけに過ぎなくて、実家の会社のサイトができあがって
やめることもできたわけです。

なぜやめないで、この世界にい続けているのかといえば
結局のところ好きなんですよね。
愛、大切です。

ABOUTこの記事を書いた人

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  • Editor: うぇぶもようの中の人